Case Studies 導入事例

製造業DXで中小企業の未来を切り拓く!入出金明細を自動取得できる「MoneyLook BIZ」で管理業務の作業負担を大幅に削減し、生産性向上を実現しました。

株式会社スリーハイ 様

株式会社スリーハイ様
(左)男澤様 (右)堀江様

株式会社スリーハイは、「温かさをつくること」をビジョンに掲げ、1987年の創業以来、30年以上にわたってシリコンラバーヒーターなど産業用電機ヒーターの製造・販売を中心に事業を展開。毎月約100社の取引先における五十日(ごとおび)毎の締め支払いサイクルに合わせた入金確認の負担軽減とDX実現を目的として、「MoneyLook BIZ」を活用している同社。導入のきっかけや、導入後の効果などについて、同社の代表取締役 男澤様、コーポレート部門 リーダーの堀江様にお話を伺いました。

入金確認や消込作業の負担が大きく、お客様対応が遅れるなど業務効率化の課題が山積みに。現場の声に応え、一つずつ解決しようとDXを決断

「MoneyLook BIZ」を導入するきっかけ・背景などを教えてください

(男澤様)当社は法人向けに産業用電機ヒーターを製造・販売しており、取引先は全国に約7,000社あります。毎月約100社と継続的に取引を行っていますが、5日・10日など月に6回ある五十日毎の締め・支払いサイクルに合わせ、請求書の発行・管理や入金確認から消込・発送手配まですべて手作業のため、膨大な工数がかかっており業務効率化の課題が山積みでした。
特に中小企業の場合、少人数で業務を回しているため、一つ一つのプロセスが非効率だと全体の生産性に大きな影響を及ぼします。銀行口座を確認し、入金を照合し、さらに発送手配をするという流れにおいて、担当者にかなりの負担がかかっていました。結果として、作業に追われることでお客様対応が疎かになるケースもあり、ここを改善しなければと強く感じていました。

(堀江様)銀行口座も複数あり、それぞれで入金を確認し手動で消込をしていたため、この作業負担が非常に大きく、確認漏れやタイムラグが発生することもありました。たとえば、お客様が振り込んでくださったのに気づくのが遅れ、その結果発送が遅れてしまうということも時折発生していたため、業務フロー全体を見直さなければと痛感していました。

男澤様

(男澤様)実は、従業員のストレスが高まっていることにも気づいていました。彼らが疲弊してしまうと、良いサービスは提供できません。現場からは、“もっと簡単な方法はないか”という声が上がり、それに応えたいと思いました。さらに、中小企業にとってDXは競争力を維持するための重要な戦略です。ただし、最初から大掛かりな改革を目指すのではなく、まずは身近な課題を一つずつ解決することから始めようと決断し、銀行の入出金明細を自動で取得できるサービスを探しました。

堀江様

価格と信頼性が導入の決め手に。入金確認作業の自動化に加え、
明細フォーマットが統一され作業効率も上がり、業務時間を大幅に削減

「MoneyLook BIZ」を選ばれた理由(決め手)はなんでしょうか

(男澤様)やはり圧倒的な安さと、当社が求めていたものにサービスが合致したことですね。ネット検索で“銀行 入金確認 自動化”で探したところ、いくつか候補が出てきましたが、不要な機能がついていたり高額だったりする中、「MoneyLook BIZ」は価格が手頃で必要な機能が揃っている点が魅力的でした。中小企業のDX推進において、初期投資が高額になるとハードルが上がってしまいますが、その点でも安心して導入できました。

またSBIというブランドの信頼感も選定の決め手でしたね。当社の取引先は大手企業も多く、当社自体が信頼される存在であるためには、使用するツールも信頼できるものでなければならないと考えていました。無料トライアルを試した際、設定が非常に簡単で、即効性を感じたのも導入の後押しになりました。


「MoneyLook BIZ」で課題は解決されましたか

(堀江様)最大の成果は、入金確認作業の自動化による業務時間の大幅な削減です。これまでは、毎日複数の銀行のインターネットバンキングにログインし、手動でデータをダウンロードしていましたが、今は「MoneyLook BIZ」が1日3回、自動で明細を取得してくれるので、格段に作業効率が上がりました。月に10時間以上は作業時間が削減できたと思います。明細データも、銀行によってcsvダウンロードだったりpdf形式だったりとフォーマットが異なるので、これまでは消込用にデータをExcelに加工し直す手間がかなりかかっていたのですが、「MoneyLook BIZ」を導入したことで、明細フォーマットが統一され、その後の消込もしやすくなりました。

(男澤様)「MoneyLook BIZ」はcsvでデータを出力できるので、社内のシステムに取り込んでいます。今後はこれをさらに活用して、例えば、Chatworkを使って営業チームにリアルタイムで入金情報を共有できるような仕組みを構築し、部門間でのコミュニケーションの改善や、発送手配のスピードの向上を図りたいと思っています。

(左)男澤様 (右)堀江様
導入を検討されている企業様にむけて、一言お願いします

(男澤様)従来、入金の確認漏れが原因で生じるトラブルも多少はあったのですが、「MoneyLook BIZ」導入後はほぼ解消されました。さらに、業務効率が上がったことで、社員がより重要な業務に集中できるようになり、作業そのものへの満足度も向上しています。また、DXの効果を実感したことで、従業員が新しい技術やツールに対して前向きになりました。これまで“システムを使いこなせるか”という不安を抱えていたメンバーも、今では次の改善点を積極的に提案してくれるようになっています。

(堀江様)「MoneyLook BIZ」のように特定の課題に特化したツールは初期コストが低く、成果がすぐに見えやすいです。日々の業務の中でDXの効果を実感することで、次の取り組みへのモチベーションにも繋がっていくと思います。

貴重なお話をありがとうございました

※掲載内容は取材当時のものです。

<株式会社スリーハイ について>

https://www.threehigh.co.jp/

スリーハイはモノづくりを通して、産業用ヒーターで温かさを届けるとともに、関わるすべての人や地域・社会に対しても、どのように温かさを届けることができるのかを常に考えています。そこに製造業という枠組みは関係ありません。会社に 工場に 街に 地域に 世界に 温かさを届けたい。すべての人を温かい気持ちにしたい。工業用ヒーターというモノづくりを通していろいろな温かさをつくり、さらに国を超えていろいろな意味での温かさを届け、広げ、世の中を温かさで幸せにできる、スリーハイならではの製造業のあり方を追求していきます。

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