Case Studies 導入事例

BtoC向けサイトの決済業務効率化で最後の砦だった振込入金の消込を「MoneyLook BIZ」で自動化!バーチャル口座との合わせ技でコストを抑えて入金消込の完全自動化が実現できました

エアプラス株式会社 様

エアプラス株式会社 様
(左から)仕入・マーケティングチーム 登山様、経理チーム 伊佐様

個人向けのオンライン旅行サイト「ena(イーナ)」における銀行振込入金の消込自動化を目的に、「MoneyLook BIZ」の機能を活用している同社。取得した入出金明細データを自社システム内に取り込み、入金消込完了と同時にチケット発券を行う正確・スピーディな業務フローも実現。検討のきっかけや導入後の効果などについて、同社の仕入・マーケティングチーム ディレクターの登山様、経理チーム ディレクターの伊佐様に、お話を伺いました。

コロナ禍で業務の省力化を検討する過程で、アナログ作業として残っていた入出金明細の取得を「MoneyLook BIZ」で自動化し効率化を実現

「MoneyLook BIZ」を導入するきっかけ・背景などを教えてください

当社は、国内/海外向け航空券の予約・販売などのノウハウと、自社でシステムを構築している強みを活かし、個人向けオンライン旅行サイト「ena(イーナ)」を運営しています。コロナ禍で海外への飛行機が飛ばなくなったことから軸足を国内にシフトし、同時に部署を問わず業務の棚卸しを行って、省力化や効率化できる余地がないかを検討しました。そうした中でBtoCの決済業務における銀行振込の入金消込だけは、手動で毎日アナログ的に行わざるを得ないという状況が判明し、ここを自動化して改善したい、と思ったことがきっかけです。

「MoneyLook BIZ」を導入する前は、半自動というか少し中途半端な入金消込をしていました。というのも、銀行のインターネットバンキングには「人」が必ずログインしないと入出金明細などの情報が取れないので、誰かが決まった時間に毎回ログインする必要がありました。インターネットバンキングにログインしてCSVデータをダウンロードし、そのデータを自社システムにアップロードして、そこで入金消込をする形で対応していました。なので担当者が休みだったり、ミーティングでその時間に不在の場合など、誰が代わりにその作業をやるのかを含め、人手を介さないと正確な入出金明細データを取れないという状況に課題を感じていました。

登山様

ECサイトにおけるクレジットカードなど他の決済手段は、決済代行会社から「取引完了通知」のCSVファイルが毎日メールで送られてくるので、それをシステムに取り込む形で自動化することができていましたが、銀行振込の場合はそうはいきません。先ほども申し上げた通り、物理的に「人」が毎日、インターネットバンキングに都度ログインして入出金明細データを取得しないと次に進めないという、ここが最後まで自動化の波に乗り遅れていた部分でした。そこで振込入金の自動消込をするベースとなる銀行の入出金明細データを、人手を介さず毎日定刻に自動取得できるようになれば、大幅に業務の工数削減が見込めると同時に、航空チケットの発券までの時間も短縮できて顧客満足度の向上にも繋げられるのでは、と考えました。

「MoneyLook BIZ」を選ばれた理由(決め手)はなんでしょうか

当社はOBCさんの会計システム「勘定奉行クラウド」を利用しているので、「勘定奉行クラウド」に組み込まれているMoneyLookを利用した入出金明細の自動取得機能があることは知っていました。「ena(イーナ)」のシステムは自社で構築しているので、オンラインサイトでの振込入金の消込なら、その機能を使って明細データを自社システムに取り込むことで消込を行えるのではないかと思い、「振込入金の自動消込」に特化した形での検討を本格的に開始しました。

最初は我々自身で銀行入出金明細データを自動で取れないか、と考えたこともありましたが、それを行うには「電子決済等代行業者※1」としての事業者登録と、各銀行とAPI連携を行うための契約を結ばないといけないということがわかりました。多大な労力をかけてまで自社で振込入金消込の自動化をするのは割に合わないということで、専門事業者であるSBIビジネス・ソリューションズさんの「MoneyLook BIZ」を活用することが、コスト的にもシステム開発的にも一番効率が良いという結論に至り、導入することにしました。

導入の決め手としては大きく2つあります。1つ目はコストが非常にリーズナブルであること。2つ目は、大掛かりなシステム開発をしなくてもMoneyLook機能を使えば、簡単に「振込入金消込の完全自動化」という目指す状態を実現できること、そこが決め手になりました。

※1:電子決済等代行業者は、預金者の委託を受けて、電子情報処理組織を使用する方法により、銀行から口座に関する情報を取得し、この情報を預金者に提供する事業者。国内で電子決済等代行業を営むには、銀行法等に基づく登録が必要となる。

「MoneyLook BIZ」とバーチャル口座の合わせ技で、件数の多い銀行振込入金の消込作業も漏れなく自動で完了でき、発券までの時間も短縮

バーチャル口座をお使いとのことですが、「MoneyLook BIZ」との合わせ技のメリットを教えてください

BtoCの銀行振込にはバーチャル口座※2を利用しています。お客さまの取引ごとに発番されたバーチャル口座に入金されたデータを、1日3回(12時、15時、19時)「MoneyLook BIZ」で自動取得するように設定し、取引データとバーチャル口座への入金データを自社システム内で突合し、自動で消込まで完了するようにしています。
15時は、通常他行間振込の最終受付時刻で、その時間を過ぎると入金は翌営業日扱いになります。これまで当日入金分は、人を介して決められた時間にデータ取得する必要がありましたが、「MoneyLook BIZ」だと、まるでカメラのシャッターを切るように、指定した時間の正確な入金データが自動取得できるので、漏れもなくなりますし、そういった点でも非常に助かっています。

※2:バーチャル口座(仮想口座)は、事業者の法人口座に紐付けて金融機関が割り当てる振込専用の口座(番号)のことで、この口座を利用することによって、事業者は顧客毎に口座番号を用意できるため、入金処理の照合を円滑に行うことができる。

エアプラス様が運営する個人向けオンライン旅行サイト「ena(イーナ)」のイメージ

手動の場合、もし誰かが入金データの取得をうっかり忘れてしまうと、データが消込用のシステムに入らず「入金消込が未完了状態」のままになるので、お客さまが本当は振り込んでいるにも関わらず、「期日までのご入金が確認できませんでしたので、予約をキャンセルします」といった取り返しのつかない事態にもなりかねません。そういった業務上のリスクを回避するためにも「MoneyLook BIZ」は大きな役割を果たしてくれています。

またインターネットバンキングはセキュリティ上、ワンタイムパスワードの入力の他、さまざまな認証を求められたりして、単純に固定のID/PWだけで簡単にログインできないことが多いので、日に何度もインターネットバンキングにログインする手間とデータ取得にかかる時間が大きく省力化できたことも良かったです。

導入を検討されている企業様にむけて、一言お願いします

当社はBtoC向けのオンライン旅行サイトで、バーチャル口座と「MoneyLook BIZ」の銀行入出金明細取得機能を使って、銀行振込入金の消込自動化を実現しましたが、同じ旅行業界でも、BtoB向けに販売を行っている企業は、まだまだ銀行振込による決済をされているところが多いのではないかと思います。

(左)伊佐様 (右)登山様

そういった場合の入金消込には、自社では対応が難しい「入出金明細の自動取得」という地味だけれどコアな「MoneyLook BIZ」の機能が非常に便利だと思います。「入出金明細の自動取得」は入金消込作業における自動化のベース機能として重要ですが、その機能だけを切り出してリーズナブルに提供しているところは限られるので、さまざまな利用目的・使い方次第で銀行入出金明細情報に紐づく経理業務の省力化が可能になると思います。

貴重なお話をありがとうございました

※掲載内容は取材当時のものです。

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